英心高校では、教科の授業でも探究的な要素を盛り込んでいます。「知るだけ」「覚えるだけ」では、将来の人生において学んだことを活かせないと考えているからです。これまでの授業で得た知識を思考法を使って、課題を解決する授業が多くあります。
NIE（教育に新聞を）の実践校として二年生の国語表現の授業では、新聞記事を読んで、そこに潜む社会問題を探し出し、自分たちなりにどう解決していけば良いかをグループで考え、LEGOを使って解決策を「可視化」し、プレゼンテーションする活動を継続して行っています。
先日、新聞社の方がこの授業を取材していらっしゃいました。とても活動的で、自分の意見を述べ、斬新な解決案を出している姿に驚かれていました。グループ内にはいろんなタイプの人がいて、だからこそ、それぞれの「得意」がカタチになるとおしゃっていました。