8月26日土曜日、名張市人権・男女共同参画推進室の方が来て下さり、人権に関するの講義をしてくださいました。
『実感しよう!暮らしと人権』というタイトルで、ゲームやグループワークを通じて、実感しながら人権について考えを深めることが出来る授業をしてくださいました。
シュートゲームでは、イスを一列に3つ並べ、そこから丸めた紙をゴミ箱に入れるというゲームをしました。
このゲームを通じて、たまたま座った位置によって入れやすさが異なることを実体験した上で、前の席の人にはゴミ箱と近いという「特権」があったことを学び、日常社会にある「特権」や自分の持つ「特権」について考えました。
次に、自己紹介の時に何を言うか?というワークを通じて、自己紹介の時に「健常者」か「障碍者」、「同性愛者」か「異性愛者」であることを言ったりしないように、日本社会において、「気にしなくても済む」という多数派の「特権」が世の中にたくさんあることを学びました。
そして、日常で何気なくいってしまっている、意識していない偏見や先入観のあるセリフが紹介され、相手を傷つけたり、差別するつもりはなくても、相手にいやな思いをさせてしまうことがあるということを学びました。
このようなゲームやグループワークを通じて、『人権』について、体験的に学ぶことが出来ました。